介護日記7 精密検査

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仕事始めからの2日間は、気持ちも体も落ち着かなかった。

仕事初めの2日間、1時間休を使って近所の病院へ行き、
九州医療センターへの紹介状を取りに行った。
元旦に急患にかかっているため、その時の検査情報も追加してもらう必要があった。

本当は定時で帰る予定だったが、
先生がいる時間にいなければならず、結局その日は残業になった。

そして、1月7日。
午前10時の泌尿器科受診のため、母を車に乗せて九州医療センターへ向かう。

もう歩くのもおぼつかない状態だったため、車椅子を借りることにした。
正直、そのほうが移動も早く、ずっと便利だった。

まずは医師との面談。
その後、検尿をして、検査が可能な状態であれば膀胱鏡検査を行うという流れ。

待っている間、前の2人が
「体調が整っていない」という理由で検査中止の宣告を受けていた。
嫌な予感がする中、母はギリギリ大丈夫だったらしく、処置室へ呼ばれた。

そして、時計は12時近く。
ようやく母の名前が呼ばれた。

近所の泌尿器科でも、元旦の急患病院でも、
そして今日の面談でも、話は「腫瘍(がん)」前提で進んでいた。

ところが――
膀胱鏡で撮影した画像を見る限り、
どうも“がんの典型的な形状ではない”らしい。

先生も「うーん……」と首をひねり、しばらく沈黙。
そして、急遽、午後からMRI検査を受けることになった。

予約なしの緊急MRI。
当然、たっぷりの待ち時間が発生する。

4階のレストランで、うどんと親子丼を頼み、
母が食べられそうなものを少しずつ食べさせた。

午後1時半、MRI室へ戻る。
しかしここでまた問題が起きる。

「膀胱にしっかり水分が溜まっていないと、検査ができません。
お水を飲んでください」

……相変わらず、水分をほとんど摂らない母。
ここでも水分を拒否。

「飲まないと検査できないよ。
そうしたら、今日は帰れないよ」

そう宥めても、まったく飲まない。

結局、そこからさらに1時間以上待たされることになった。

私の疲労は、もうMAXだった。

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