介護日記

介護日記38 「ありがとう」を伝えてくれる手

4月21日朝方、母が急に起き上がろうとする。動きを検知するてんとう虫さんが反応するほどだった。けれど、起き上がるところまではいかず、そのまま力尽きる。どうしたんだろうと思って見ていると、背中をかこうとする仕草。もしかして痒いのかもしれない。...
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介護日記37 平日に戻るそしてスタッフの暖かさ

4月20日昨日の私は、病室で日曜日の大河ドラマを見ている途中から、うつらうつらし始めて、そのままソファベッドで眠ることにした。21時のオムツ交換でスタッフの皆さんが入ってきたけれど、起き上がることもできず、そのまま深い眠りに落ちていた。朝も...
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介護日記36 土日が嫌い

昨年12月、母が倒れてから、私は土日祝や年末などの「休み」が嫌いになった。以前はあんなに楽しみにしていたのに。医療機関は土日祝になると、休診だったり当直医のみだったりして、体制が万全ではない。具合が悪くなれば救急に駆け込むしかなく、在宅医療...
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介護日記35 病室の異音が気になる

朝4時に目が覚める。あの謎の「ジーっ」という音が気になって眠れない。それでも、それまではうつらうつら寝ていたみたいだ。昨日はお風呂にも入れず、夕食も食べそびれた。自分の食糧を確保するため、6時半に一度自宅へ戻る。この病院、売店は古くて夕方5...
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介護日記34 緩和ケア病棟泊り込み

今日から、母は緩和ケア病棟へ移された。この2日間は一般病棟の個室にいて、面会時間なども配慮してもらっていたけれど、やはりどこか居心地の悪さがあった。それが今日から、ようやく24時間面会が可能になる。緩和ケア病棟の入院のしおりには、「大切な人...
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介護日記33 介護休業申請

4月16日 介護休業を取るひとまず午前中だけ仕事に行く。余命1か月の宣告を受け、迷わず介護休業を取ることを決めた。期間は1か月。もう今の状態で、仕事との両立は無理だと思った。母のことを考えると、涙が溢れて止まらない。仕事をしていれば気は紛れ...
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介護日記32 涙の緊急入院

4月15日訪問医療の緊急受診日。やはり、もう自力で起き上がることはできない状態だった。デイケアに行けないことは分かっている。それでも、もしスタッフの方が「行こう」と声をかけてくれたら、母は頑張って行こうとするかもしれない――そんな思いで、な...
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介護日記31 自宅での介護が最後かもしれない

ベッドからソファへ移動することを嫌がるようになった。というより、もう動けない様子だった。前日の月曜日、なんとかデイケアに行き、ミキサー食を完食したと連絡帳に書いてあった。それを見たときは本当に嬉しくて、「人前に出るとシャキッとするんだな、た...
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介護日記30 在宅介護の限界を感じる日々(アドバイス求む)

た母は現在、膀胱がんで緩和ケア中です。今後は、最終的にホスピスへの入院も考えています。母の現在のスケジュールはこんな感じです。月 デイサービス火 14時 歯科(口腔ケア)/月1回 10時半 訪問診療水 デイサービス木 訪問介護(リハビリ)金...
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介護日記29 あまり座れなくなった母とこぼれてしまう言葉

2026年4月10日母をソファまで連れて行っても、そこでちゃんと座ることができない。体を支えきれず、そのまま崩れるように眠ってしまうことが増えてきた。もう、ベッドにそのまま寝かせておいた方がいいのか、迷う。トイレに行く体力も、もう残っていな...