介護日記11 手術前検査、そして予期せぬ別日受診

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在宅診療の開始や、介護認定の取り直しなど、いろいろな話が一気に進んでいく中で、気がつけば手術前検査の日が来ていた。
本当に、あっという間だった。

朝早くから母を連れて医療センターへ。
8時には到着したものの、採血センターはすでにいっぱい。
ここで20分ほど待つことになる。

母は車椅子移動。
広い病院内を自力で移動するのは、もう現実的ではない。
付き添いがいなければ、日が暮れてしまうだろう。

ようやく一通りの検査を終え、泌尿器科にたどり着いた……と思ったら、
「心電図がまだですね」
と言われ、また元の場所へ戻される。

え?
二度、同じ場所に行くことになる。
案内ミスなのか何なのか、そこでもまただいぶ待った。

今度こそ、と泌尿器科へ。
だが今回は、前回対応してくれたベテランの先生ではなく、若い医師だった。
……大丈夫か?

話を聞くと、心電図で不整脈が出たため、内科の意見も聞いたほうがいい、とのこと。
当然、今日中に診てもらえるものだと思ったが、答えは「別の日」。

また休まなきゃいけないの?
しかも検査ではなく「意見」を聞くだけ?

私の落胆ぶりが伝わったのか、若い医師は「今日入れられないか」内科に当たってくれた。
でも、どうも内科側は難色を示したようだった。

これから、入院、手術、介護認定、ケアマネ会議。
次から次へと休みを取らなければならない。
こんなところで、また年休が一日消えるのか。

私の年休は、みるみる減っていく。
仕事は中途半端、何もかもが宙ぶらりん。
明日、職場に行って事情を説明し、また休むことを伝えなければならない。
それが、とても気が重い。

でも、仕方ない。

相変わらず母は、
なぜここにいるのかもわからないまま、
ただ私の後ろで、ぼんやりと待っている。

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