介護日記12 内科コンサルと薬の変更

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手術前検査のはずが、予期せず仕事を休むことになった。
理由は「内科コンサル」。

十時半の受診予定。
病院には余裕をもって着いていたけれど、結局呼ばれたのは十一時を過ぎてからだった。

待合室で待つ時間は、いつもより長く感じた。
母は車椅子に座ったまま、特に不満を言うこともなく、ただ静かに待っている。
私はというと、「この時間に意味はあるのだろうか」と、そんなことばかり考えていた。

診察室に呼ばれてからは、あっという間だった。
聴診器を胸に当てて、数秒。
「足、ちょっと見ますね」と言われ、足元を一瞥。
それで終わり。

説明らしい説明もなく、質問をする間もなく診察は終了。
形式的な確認、という印象が強かった。

もちろん、手術前の安全確認として必要な工程なのだろう。
でも、ここまでの移動、待ち時間、付き添い、
そして仕事を休んだことを思うと、正直なところ複雑な気持ちになった。

もらった抗生剤のカプセルが、思っていた以上に大きかった。
母はもう、そのカプセルを飲むことができなくなっていた。

このまま薬を飲めない状態で手術に臨むのは不安で、
薬について相談することにした。

内科から泌尿器科への受診は、
また一から受付をして予約を取らなければならないと思っていた。
どれだけ待たされるのだろう、と身構えていたが、
意外にもすんなり予約が取れた。

診察してくれたのは、先日対応してくれた若い医師だった。

事情を説明すると、
抗生剤はカプセルから錠剤に変更することになった。
「ちょうど飲んでほしい薬があったので、逆によかったです」と言われ、
少しだけ気持ちが軽くなる。

また、水曜日の手術当日はバタバタするだろうからと、
「今、手術前の説明をしてもいいですか」と確認があり、そのまま説明を受けた。

手術は全身麻酔ではなく、部分麻酔。
時間はおよそ二時間ほどで、小手術の部類に入るという。
入院期間は一週間程度。

一通りの説明のあと、手術に伴うリスクについても話があった。
頭では理解していても、
リスクという言葉を聞くたびに、不安は静かに広がっていく。

診察後、入院手続きを行った。
食欲があまりないこと、
歯が悪く、細かく刻まないと食べられないこと、
食事の中心は総合栄養飲料になっていることも伝えた。

体重があまりにも減っているため、
栄養管理士の指導も受けることになった。

栄養補強食品のカタログを渡され、
たんぱく質を補給する粉末状のものと、MCTオイルのサンプルをもらう。
説明は受けたものの、
正直なところ、私がすでに知っている以上の新しい情報はあまりなかった。

それでも、
「何か少しでもできることはないか」
その確認を一つずつ重ねていく時間だった。

病院を出て母を自宅に戻した後、近所の薬局に向かった。
大手の薬局で、在宅医療でも利用しているところだ。

以前、指定された薬が在庫になく、
結局あちこち回ることになって大変な思いをしたことがある。
同じことはもう繰り返したくなくて、今回は事前に
LINE受付で処方箋の予約を入れておいた。

しばらくして、
「受付完了済」との返信が届く。
どうやら、薬は問題なく用意できそうだった。

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