介護日記28 横になったままの一日

介護日記
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4月3日。

母は、ほぼ一日中ソファに横になったままだった。

トイレにも行っていない。

動く気力がないのか、

それとも、もう動けないのか。

この日は訪問看護の日だった。

リハビリパンツを交換してもらえたおかげで、

帰宅後の「片付け」はほとんどなかった。

それだけで、正直、少しホッとした。

でも――

ソファにぐったり横になっている母の姿を見た瞬間、

胸の奥が締めつけられるようだった。

「こんなに弱ってしまったんだ」

そう思った瞬間、

こらえていたものが一気に崩れて、

母の前でポロポロと涙がこぼれた。

でも母は、

私が泣いていることも、

もうわからないみたいだった。

ただ、ため息をついて、

ぼんやりとテレビを眺めているだけ。

同じ空間にいるのに、

どこか遠くに行ってしまったような、

そんな感覚だった。

19時ごろ、

「ベッドに行きたい」

そう言ったので、

なんとかパジャマに着替えさせて、

ベッドまで連れて行った。

それだけのことが、

ひとつひとつ、重たい作業になっている。

その夜、

母はトイレにも一切行かず、

ずっと寝たままだった。

そして今日。

デイサービスの日。

――行けるのだろうか。

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