4月3日。
母は、ほぼ一日中ソファに横になったままだった。
トイレにも行っていない。
動く気力がないのか、
それとも、もう動けないのか。
この日は訪問看護の日だった。
リハビリパンツを交換してもらえたおかげで、
帰宅後の「片付け」はほとんどなかった。
それだけで、正直、少しホッとした。
でも――
ソファにぐったり横になっている母の姿を見た瞬間、
胸の奥が締めつけられるようだった。
「こんなに弱ってしまったんだ」
そう思った瞬間、
こらえていたものが一気に崩れて、
母の前でポロポロと涙がこぼれた。
でも母は、
私が泣いていることも、
もうわからないみたいだった。
ただ、ため息をついて、
ぼんやりとテレビを眺めているだけ。
同じ空間にいるのに、
どこか遠くに行ってしまったような、
そんな感覚だった。
19時ごろ、
「ベッドに行きたい」
そう言ったので、
なんとかパジャマに着替えさせて、
ベッドまで連れて行った。
それだけのことが、
ひとつひとつ、重たい作業になっている。
その夜、
母はトイレにも一切行かず、
ずっと寝たままだった。
そして今日。
デイサービスの日。
――行けるのだろうか。

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